陽だまりのお茶会
管理人の他愛無い日常や、ペットの観察日記、ファミリー(お友達)の生態観測が垣間見れます。
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萌えないゴミの日は何曜日?




ポスッという軽い音と背中に感じた重みに、肩越しに後ろを振り返ると、

「……くぅ~…」

子猫のような寝息をこぼして寄りかかる、妻の小さな頭が見えた。

確かついさっきまで、鼻歌まじりに傍らで編み物をしていたように思うのだが…。


予定外の休日に暇をもてあまし、溜めていた本でも読むかと陽当たりのいい縁側に腰を据えると、

「私もご一緒してよろしい?」

いそいそと妻もやってきて、傍らを陣取った。

何を話すという訳でもなく、昼下がりののんびりとした時間が流れていく。

口下手で無愛想な自覚のある自分と、十も年下で引く手あまただった彼女がよくもまあ縁があったものだと思う。

不安定に寄りかかる妻を起こさないようにそっと体勢を入れ替えると、胡座をかいた膝の上にその頭を乗せて落ち着かせた。

「…んふ、ふふふ…」

何の夢を見てるのか、寝ながら楽しそうに微笑む姿に思わず笑いを誘われる。

妻が目覚めた時、自分の置かれた状況を知ってどんな反応をするのか。

少しずり落ちた眼鏡を直してまた手元の本に意識を戻しながら、もう少しこの昼下がりを楽しむことにしたのだった。




久しぶりに小説っぽいものを…( ̄▽ ̄;)

ファミリーの藤和の呟きをヒントに勢いで書いてしまった~。

自分でも背景や設定がよくわかりません。←おい

ま、楽しんでいただけたらいっかな~。

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| 2013/02/23 22:27| TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
バレンタインなんて…。




急遽思い付いたSSです。興味のある方は続きからどうぞ。




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| 2011/02/14 14:32| TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
一日遅れの…m(_ _)m




メリクリSS
*ご主人様と元メイドちゃん編*



お屋敷の居間にででんと置かれた大きなツリーを目の前にして、あたしはため息をついた。

やっぱり脚立が必要かも…。

光を反射して煌めくガラス細工、サンタやトナカイのオーナメントに、金や銀のモールで飾られたツリーは、あと少しで完成の予定。

ツリーの足元には色とりどりのプレゼントがたくさん。

毎年、クリスマスにはご主人様の計らいで、屋敷で働く者達にもご馳走とちょっとしたプレゼントが配られる。

今日のパーティーのために忙しく働くみんなを見てると、あたしも何かしたくなってツリーの飾り付けをかって出たものの…。

てっぺんが高すぎて、キラキラ輝く星を取り付けたいのに、全く手が届かないのだ。

仕方なく、脚立を取りに行こうと立ち上がった瞬間、

「こんなところにいた」

「あっ…」

耳元に落ちてきた甘やかな囁きと、ふわりと背中から抱き締められた腕の温もりは、よく知っている彼のもの。振り返らなくてもわかる。

「ご主人様」

「探したよ。…またそんな格好して」

ご主人様はあたしの着古したメイド服を見て、思わずといったように苦笑いした。

だって、これが一番動きやすいし。

綺麗なドレスや着物は眺めるのは好きだけど、自分がそれを着てちんまり椅子に座ったまま人にかしずかれるなんて慣れてないから。

「ツリーの飾り付け?」

「はい。でも、てっぺんに手が届かなくて…」

最後に残った星の飾りを示すと、ご主人様はひょいとそれを手に取った。
背の高いご主人様は、少し背伸びしただけでツリーの一番上に手が届いてしまう。

「これでいい?」

「…はい。ありがとうございます」

ツリーを背景に振り返ったご主人様が、何だか天使のような微笑みを浮かべるのをポヤッと見上げてしまった。

「こんなの他の誰かにさせればいいのに」

「でも、みんな今夜の用意で忙しそうだったから…」

「ふふ。うちの奥様は働き者で困っちゃうねぇ」

可笑しそうに笑ったご主人様が、あたしの頬をスルリと撫でて抱き寄せた。

「そんなこと、ないです」

あたしは真正面からご主人様に覗き込まれると、未だに心臓が音を立てて騒ぎ出すから、桃色に染まっているだろう頬を誤魔化すように、その広い胸に顔を伏せた。

「…ミズキ」

「はい」

「どうしよう…。パーティーのご馳走の前に、デザートが食べたくなってきた」

「え…?」

意味が解らず首を傾げるあたしに、チュッ、と音を立てて軽いキスをしたご主人様。

「先に食べてもいい?」

天使のような外見はと裏腹に、ニンマリと人の悪い笑みを浮かべた相手から焦って身を引こうとしても間に合わず…。

「あ、あのっ、リンドウさ…」

「シッ…。大きな声を出すと、神様に聞こえちゃうから」

静止の言葉は、ご主人様が与える甘いキスに飲み込まれてしまう。

まだ、日暮れまでずいぶん時間があると思うんですが…。

抵抗の意思はあるものの、ご主人様がそれを許してくれるはずもなく。

心蕩ける、デザートのような口付けに、周りが何も見えなくなった頃…。

「そろそろお時間ですが?」

ノックとともに、クレハさんが絶妙なタイミングで現れた。

寝室に連れ込まれるのを免れてホッとするあたしとは対照的に、ご主人様は非常に残念そうだったけれど。

「…まあ、明日はお休みだからね」

ふふふ、と意味深な笑みを向けられて、あたしは明日の朝日が拝めるかどうか、ちょっと不安になってしまった…。




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大変遅くなりました。
メリクリSSお届けいたします。
カプは高藤みずき様のリクエスト。ご主人様とぷにぷにメイドちゃん(笑)。

多分、新婚一年目のクリスマスって感じですかね~。

お気に召していただけますかどうか…。

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| 2010/12/26 09:30| TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |
朱い月。




そこだけ暗闇をナイフで薄く切り取ったように、赤く光る月。


…まるで暗闇に潜む魔物が、獲物を前にしてニンマリと舌舐めずりでもしているかのような、禍々しさをも感じさせる。


いつもより、近くにあると感じるのは気のせいだろうか。


…そんなはずはない。


多少色が違って見えても、月は月でしょ。


…あたしはまだ知らない。これが全ての始まりだとは。


夢と現(うつつ)の狭間で、何かが軋むような音がする…。


…どこかで今、扉が開いた。



――――――――

何のプロローグでしょう?
自分で書いててわからない。←おい。

何となく、昨日見た月がとても怖かったので、思い付くままに書いてみた。

…誰か、この続き考えて~(_´Д`)ノ

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| 2010/04/18 23:32| TRACKBACK(0) | COMMENT(1) |
今日も寒い。



空気がキーンと凍ってる感じがします。

だって、電車待ちのホームから覗くお月様が冴えざえとして綺麗だもの…。

携帯を持つ手がかじかむ…。



∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


…遠くにいるあの人も、こんなふうに月を眺めているのかしら…?


青白く輝く月の光は何だか少し寂しげで、じっと見つめていると忘れかけていた切ない思いがふいに訪れて、胸が苦しくなってくる。


…嫌いで別れたんじゃない。あの時は、そうするしかないと思っただけ。


でもきっと、あの人はそんな身勝手な理由で離れていったあたしを、許さないだろう。


今思えば子供だった、まだまだ。


格好だけ大人の仲間入りしたつもりでも、我が儘ばかりであの人がどんなにあたしを思ってくれているかなんて、ちっともわかってなかった…。


厳しくも優しいあの人の側にいられる幸せを、自ら手放したお馬鹿なあたし。


あの大きな手の温もりは、きっと今はもう、別の誰かのものになっているのだろう。


…あれから何年も経った今でも忘れられない、最後に見たあの人の瞳。


月のように凛として、そして少し寂しげな光を湛えていた…。


もう一度会えたら…なんて、夢みたいなことを思うのは、今夜の月があんまり綺麗で悲しげだから。


…どうか、幸せに。


果たせなかった約束を祈りに変えて、あたしは凍える月を眺め続けた…。



∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


ふと、電車待ちの間に思い付いたプロローグ。

今、頭の中にもにょってるお話の出だしってこんな感じかなぁ、と。

…あれ?ほのぼのはどこいった…?


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| 2010/03/31 00:40| TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |


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文月 七陽

Author:文月 七陽
ぼちぼちちまちま日常をつづってます。



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